図書室のラベル変更

ときどきこのブログでも紹介していますが、
本の分類はいろいろあるけれど、日本の公共図書館では「日本十進分類法NDC)」という規則で分類され、書架に並べたり管理されたりしています。

図書館で借りた本の背表紙の下のほうにシールが貼ってあって「911.2 ア」とか書いてあると思います。学校図書館は公共図書館を将来使っていく子どもたちが本を探す練習の場でもあるので、同じ分類法を採用していこうと司書さんに交通整理してもらっています。


司書さんの定期的な訪問で図書室を使いやすく改善していってもらっています。

👇横浜の図書館が学校支援にまとめているページ。わかりやすいです。

本のならべ方|お役立ち情報|学校支援

「学校図書館の書架整理ってどうやるといいの?」と、はじめは誰でもとまどうと思います。 でも、大丈夫です。本をよく観察し、本の分類やならべ方のルールの基本を知ると活動がグーンと楽しくレベルアップします。 知っておくと修理を依頼する際など便利です。 学校図書館の本には、公共図書館と同じようにいくつかラベルが貼られていたり、コーティングフィルムがかけられています(写真右)。 1.バーコードラベル 学校で購入した本には、学校名と番号が書かれたバーコードのラベルが貼られています(写真左)。この番号(一般的には9桁の番号)は、それぞれの学校の蔵書番号です。学校図書館システムの電算化が始まっている学校では、この蔵書番号で本が登録されています。2.「請求記号ラベル」又は「所在記号ラベル」 右の写真のようなラベルが、どの本にも貼られています。これは、本の所在を表す大切なラベルで、「請求記号ラベル」などと呼ばれています。請求記号ラベルは、写真のように3段になったものが一般的のようです。本の所在はラベル上段の番号で表示されていますが、これは「日本十進分類法(NDC)」という本の分類法で決められた数字で、分類番号と呼ばれています。分類番号によってラベルの枠が色分けされている場合もあります(コラム参照)。 <請求記号ラベルの見方>1段目には、NDCの「分類番号」が記載されています。左のラベルの「913」の読み方は、「きゅう・いち・さん」と読みます。1ケタ目、2ケタ目、3ケタ目の数字にそれぞれ意味があるからです。1ケタ目の「9」は、文学を表します。2ケタ目の「1」は、文学が書かれた言語(1は日本語)を表します。3ケタ目の「3」は、文学のジャンル(3は物語)を表します。「913」のラベルのついた本は、すべて日本の物語の本ということがわかります。2段目には、「図書記号」が記載されています。図書記号とは、その本の著者名を表す記号で、基本的には著者の名字の頭文字が記載されます。 3 段目には、「巻冊記号」が記載されています。シリーズの番号や「上巻、中巻、下巻」などが「1、2、3」のように数字で記載されています。 学校図書館の本は、公共図書館と同じように「日本十進分類法(NDC)」という本の分類法に基づいて分類されています。

yamauchi-lib.jp

うちの学校図書館でも多くの本を十進分類法の3桁を使って、表記してきました。
でも、この分類、細かすぎる…
一部を除き、2桁まででいいだろうとの司書さんの決断で、ラベルを一斉に貼り替えることになりました。大量に本があるから、一人司書さんだけでは作業しきれないし、
ボランティアだけではその意義が気づけないし分類できない。学校担当司書さんと一緒に活動するからこそできる作業。



シールに分類番号をスタンプで押して、本に貼って、適度なサイズに切り出したフィルムコート貼る。地味だけど、分担しながら粛々と。それでも、まだ半分かな。来週もがんばろう。

としょぽん

公立小学校の図書ボランティア としょぽん のホームページです。 登録メンバーの情報共有のためのページです。

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